大学時代

大学時代は勉強が厳しかったです。

大学はカトリック系のJ大学のドイツ文学科に進んだのですが、この大学は語学が看板なので、語学の教育がとても厳しかったです。ドイツ文学科の1、2年次には、週に12時間のドイツ語の授業があり、それぞれ会話、読解、文法の4コマずつで、毎日ドイツ語漬けでした。一日3時間以上は予習しないと授業についていけず、学科の1割の人は留年させられるので大変だったです。何だか浪人時代よりも毎日勉強している感じでした。

 

ただ、3年生になると、文学系の授業が多くなって、ドイツ語の授業は少なくなるので、だいぶ楽になりました。私はけっこうサークルもバイトもやっていました。サークルは文芸サークルのほか、児童文化サークルや詩吟をやるサークルにも関わっていました。自分で仲間を集めて漫画のサークルを作ったりもしました。そういうところで出会った友達はとても大切だったです。

 

バイトもいろいろやりましたが、主としてやっていたのは家庭教師でした。実家に来てもらって教える家庭教師が多くて、近所の中学生や高校生を教えていました。中学生や高校生と話すのは楽しかったです。教えるのは好きだったし、10代の子がとても好きだったので、教師になりたいな、と思っていました。ただ、ドイツ文学科では教職が取れないので、国文科の授業に出させてもらって、国語の教職を取っていました。だから大学時代はいつも忙しく、充実していたと思います。国文科の授業も取っていたことで、ドイツ文学の方と二足のわらじになってしまい、いまひとつ両方中途半端になってしまったのが、今となっては心残りでした。